浅草ロック座で大人になった。

久しぶりの更新。

今日の気持ちを残しておきたく筆を取ります。

 

上原亜衣ちゃんのストリップ復帰公演があり初めて浅草ロック座に行きました。

これまでも何度か行ってみたいなとは思いつつも、中々勇気が出ず27歳目前で初挑戦。

f:id:tosssmovie:20220516011847j:image

親友と11時に浅草で待ち合わせ、14時の公演のために並びます。既に30名ほど並んでいて早く来て大正解。3時間の待ち時間も近況報告や色々話しているうちにあっという間に13時過ぎになり中に入りました。

 

早くから並んだ甲斐もあり回転舞台の上手2列目に着席。どの席が良いのかもわからないまま何となくで座りましたが最高の席でした。奥のステージも見え、手前の回転舞台は2m先。ドキドキしながら開演を待ちます。

 

1時間50分のうち7つのステージがあり、それぞれ景と呼ばれるそう。1景目は橋下まこさん。バニー風の衣装に身を包み、素晴らしいプロポーションにニコニコ楽しそうな笑顔で一瞬で夢中になりました。そして手前の舞台でのヌードの技。初めて見るストリップに圧倒され、息をするのも忘れそうなくらいでした。勝手にストリップって暗めのイメージがありましたが、洋楽ガンガンで最高に乗れて楽しくて美しくてあっという間に次の景へ。

 

2景は広瀬あいみさん。

1景とは打って変わってモダンダンスから始まり、見とれているうちにストリップだったことを忘れてしまいそうに。この方のボディラインは奇跡のような美しさで惚れ惚れしていました。神秘的な雰囲気もありクールビューティな広瀬さんのパフォーマンスに息をのみました。

 

3景目は赤西涼さん。

プロジェクターから鳥居が映され、和風の演目。なんと真っ白な着物で登場しかわいいお稲荷さんイメージのダンスに夢中に。そして徐々に脱いでいき背中越しに最後の一枚を羽織る姿の神々しさたるや。思わず拝みたくなる美しさでした。

 

4景目はベルバラのような世界観。もうすでにお分かりのように、景ごとに世界観が異なり色んな物語を楽しめるのがストリップの魅力だと感じました。

金髪ショートの鈴木千里さんの引き締まった素晴らしい身体を見て、自分ももう少し健康的にならなければと思いました。

 

ここで10分間の休憩を挟み、後半へ。

後半は次回公演の予告から始まり、そのまま西部劇風の本公演の動画が流れ、幕が上がります。

みんな勢揃いで楽しいダンスにテンションはいきなり最高潮。上原亜衣さんは牛の衣装で可愛すぎる。歩くだけで可愛いって何事なんだろう。

そして皆が袖にはけていき、永澤ゆきのさんの5景目が始まります。

元気いっぱいのゆきのさん。カウボーイ風の衣装が似合っていて最高。手拍子や手をあげてノリノリで見られる演目で参加している感じがして最高。

この子のステージが一番好きだったのは、場内の一体感が一番あったからだと思います。

 

続く6景は驚きで、いきなり虫取り少年のような格好の男の子?かと思いきや武藤つぐみさんが登場。このステージは本当にメルヘンでロマンチックで面白く、絵本を読んでいるかのような素敵な物語でした。妖精役の上原亜衣さんと羽が重なるシーンの美しさ。物語としても素晴らしくとても感動しました。そしてそれだけで終わらず、この景は空中でのパフォーマンス!これが本当にすごくてもう圧倒されまくり。目の前で起こっていることとは思えない美しさでした。

 

そして最後の7景は上原亜衣さん!

最初に全員のダンスから始まり遂に待ちに待ったパフォーマンスです。もういよいよ語彙力がなくなってきましたが世界中の美しさをこの瞬間に集めたような輝きに大感動。楽曲もすごくよくて終わらないでくれと願うばかりのすごいステージでした。

 

最後の最後につぐみさんからメンバー紹介があり、フィナーレへ!フィナーレの曲も可愛くて最高で感動しすぎて亜衣さんに思わず手を振ったら目があって振り返してくれて、完全に射止められました。何たる幸せ。こんなに嬉しいことはない!

友達も大感動で満場一致で2回目の公演も見ることに。せっかくなら視点を変えようと下手側へ移動しました。2回目の感想もそれぞれ書きたいくらいですが体力切れ。2回目の方がパフォーマンスに集中でき楽しかったとだけ書いておきます。

 

あぁ、この日のビールと煙草は美味しかった。

浅草を大満喫した1日でした。

 

本当に勢い任せの感想文ですが、これもまたライブ後の思い出ということで。

前橋一人旅、椎茸はやっぱりまだ苦手。

ライブ2日前にチケットを取ってきゃりーぱみゅぱみゅのライブを観に群馬は前橋に来ている。

f:id:tosssmovie:20220129221907j:image

高校生の頃からファンでライブも3回行ったが、正直ここ数年は熱が冷めていた。それでもライブに来た理由は駅弁に対する思いが大きい。

 

年明けから駅弁について考えていた私に、友達がきゃりーと峠の釜めしコラボを教えてくれたのだ。かつて好きだったきゃりー×今盛り上がっている駅弁熱、これが掛け合わさったなら重い腰を上げないわけにもいかぬというもの。

 

コロナ第6波の勢いは収まらないが一席空きで発声禁止ということで、ひとりで行って黙食を貫けば問題ないだろうとチケットを取った。

 

何の予定もなかったので朝いちのバスに乗り未到の地前橋へバスの旅。前回高崎の友達に会いに行った時は電車を乗り継いで行ったが、電車よりも安くて楽な高速バスを友達が教えてくれたのだ。早起きこそ不安だったがイベント事へのモチベーションは目覚めの良さをもたらし、寒くて二度寝を繰り返す平日が嘘の様。

f:id:tosssmovie:20220129222841j:image

車窓からの景色を少し。
f:id:tosssmovie:20220129222838j:image

前半はうつらうつらしていたのでこれはもう高崎あたりだと思う。

 

駅前のカフェで簡単にお昼を済ませ釜めしの整理券を取りに会場へ向かった。発券開始の30分前に着いて整理券番号は183。あとで聞いた話だが全部で200個用意されていたらしい。ギリギリセーフだった。

この時点でライブまであと2時間半。

弾丸旅にも関わらず今年の私のテーマは「旅情」ということでビジネスホテルを予約すると言う秘策に出ていた。これが功を奏して仮眠を取りにいざ宿へ。荷物を減らして1時間くらい眠りライブ会場へ再び舞い戻った。

f:id:tosssmovie:20220129223453j:image

道中出会った猫

f:id:tosssmovie:20220129223518j:image

歩道橋

 

座席は2階席の後方だったがステージ全体が見渡せる良い席だった。武道館で観た時は本当にえんぴつくらいの大きさに見えたがそれよりはだいぶ近くてとても楽しかった。

ライブが始まり、コロナ禍の不安の中来てくれてありがとうときゃりーが話していた時、思わず泣きそうになった。話に対する感動と同時に、いやそれ以上にこれだけ多くの人が一つの目的のために集まって、ペンライトを降って踊っている姿に感動してしまった。

振り付けバッチリに踊るお姉さん、得意の曲だけキレキレで立ち上がって踊るおじさん、座ってリズムに乗っている親子。みんな自分の楽しみ方で楽しみながらライブという時間を共有している。この感覚があまりに久しぶりで…本当に楽しかった。

 

そして今日はきゃりーの誕生日ということでみんなでサプライズを。誰かのために何かすることはいつも最高だけど1000人くらいでこれをやるとそのエネルギーたるや。きゃりーは泣きながら「ライブやっていいのかな?みんな来てくれるのかな?不安で眠れなかった」と。「そんな中来てくれたみんなありがとう。でも来るのをやめた人も来てくれた人もみんな正解」と言っていてこのあたりでボロボロ泣いてしまった。不透明な状況の中、みんな苦しんで悩んで生きているということを改めて感じたし、その中でこんなに素晴らしいライブを開催してみんなを元気にしてくれたことに心から感謝したい。ライブの演出もMCも最高すぎたのでツアー中にまた行きたいな。

 

そして夕飯はお待ちかねのきゃりー×峠の釜めし

f:id:tosssmovie:20220129224751j:image

実は購入を迷った点があって、きのこご飯に椎茸入りという山の幸お弁当…

それでもここでしか食べられないとなるの勇気を出すしかない。ここ最近牡蠣も美味しいかもと思えたからもしかしたら食べられるかも?という淡い期待もありいざ実食。

鶏肉、美味しい!きのこご飯もいけるかも!と調子良くお箸を進めていたが…やはり椎茸はまだ早かった。

とはいえ全体としては美味しくてボリュームもあるお弁当で大満足!卵がとろっとした煮卵で驚いた。鶏肉おいしかった(2回目)この釜はお米も炊けるのだとか…重いけど持って帰ろう。

 

楽しい美味しい休日だった。

そしてこのブログを前橋のビジネスの一室から書いている。この時間も含めて旅だなあと思う。

一人旅をするとその時間は自分と向き合う時間になる気がする。一人で暮らしていても日常の中では中々そうした時間や感覚をもつことは少ない。知らない場所や非日常に身体丸ごと放り込むことが自分の外と内を再認識するきっかけになるのだと思う。

これからもたまにはフラッと出掛けてたくさんのものに触れてまた日常へと帰ってきたい。

f:id:tosssmovie:20220129225827j:image

素敵な看板
f:id:tosssmovie:20220129225830j:image

AV女優に会ってみた

さて、現実を大事に生きてみようと当たり前のようなことを考えたわけですが、

『欲しがり奈々ちゃん』良い映画だったなあとSNSを見ていたら、架乃ゆらさんのカレンダー発売イベントがあるではないですか!!

これはなんという奇跡!偶然の妙!これを逃してなるものかと勇み足で卓上カレンダー2冊セットを購入しました。

 

1冊でいいのでは?と思うと思うのですが、2冊買うと一緒にチェキを撮ってもらえるということで、迷わず2冊を選択。

やはりリアルを大事にするにはチェキはうってつけだと思ったのです。

頭の中の妄想ではなく、あの日確かに会ったのだと、誰が見ても間違いない事実として認識できるチェキというものは素晴らしい発明ですね。

 

時は流れ、いざ当日。

アイドルの握手会やこうしたチェキのイベントに行ったことがなかったため、どんな感じなんだろう、汗臭いおっさんばかりいるのかな、、、と自分は棚に上げて思っていたのですが、良い意味で期待を裏切られました。

感染症対策もあるのでしょうが、十分スペースが確保され、本当に時間を使ってくれていると感じる素晴らしいイベントでした。

書泉さんの物腰の柔らかいスタッフの皆さまが本当に素晴らしかった。

番号順に案内してくださる方も、消毒や検温のスタッフの方も、現場の方も、多分責任者ぽい方もみんな優しくてとても落ち着いた現場でした。

しかも架乃ゆらさんととても近くで会える、これは現実か?可愛すぎんか?と目をこすりました。

こうしたイベントはすぐ引き剥がされるイメージでしたので、緊張でガチガチだったのもあり足早に退場してしまいました。

それでも少しの間でもご本人と会えたこと、会話ができたこと、幸せってこのことかと半ば放心状態で会場を後にしました。(少し歩き出して、カレンダーを受け取りに行くのを忘れていたくらいで・・・)

 

f:id:tosssmovie:20211016230017j:plain

 

26歳の秋、秋なのに20度以上ある10月半ばにAV女優に会いました。

そこで出会った人々は彼女を応援するファン、ファンとの交流を大事にしてくれる架乃ゆらさん、仕事人の書泉スタッフ、初めて踏み込んだ世界はとてもとても優しかった。

 

東京で暮らすということ

東京で暮らすということ、夏に26歳になりここでの暮らしも7年目?!になりました。

今年は初めて居を移し、新天地での生活を始めました。

そこで考えたのが、いつまで東京で暮らすのか、いつまで一人で暮らすのか、そんなことです。

転職も結婚も同棲も何にも考えちゃあいないけれど、どれもいつかするのかなと思っていました。

 

さて26歳になり、アラサーと言われても25の時よりは受け入れざるを得ない感もあり、30まであと4年、だけれどもまだ新卒2年目という中々どうしたものかと思ったわけです。

そうは言ってもスキルもなければ貯金もライフプランない。ここではビジネス書のような話をするつもりはさらさらないのでご安心を。

とりあえずこのまま何もせず暮らすのはやめたいので、東京で暮らしているからこそできることをしようと思い立ったのです。

 

とは言っても急に新しいことを始める体力も気力もなく、観たいと思っていた映画の舞台挨拶に行くことにしました。

トークショーや舞台挨拶付きの上映は10回以上は行っていて自分にとって新しいことではなかったのですが、これが結果として最初の一歩になったのです。

 

『欲しがり奈々ちゃん〜ひとくち、ちょうだい〜」という城定監督のピンク映画の舞台挨拶に行きまして、主演の架乃ゆらさんと守屋文雄さんがいらっしゃってとても面白いお話をしてくれました。

パンフレットを購入して満たされた気持ちで階段を上がると、控え室からちょうど出てきた架乃ゆらさんがいるじゃありませんか!なんという、目の前にさっきまでスクリーンに写っていた女優さんがいるという奇跡。突然のことに「映画よかったです!パンフレット買いました!」としか言えなかったのですが、とても優しく、可愛く、完全に心を掴まれたのでありました。

f:id:tosssmovie:20211016211030j:plain

「扉を閉めた女教師」の舞台挨拶 山岸逢花さんと共に

このとても幸せな一夜を経て気づいたのは、本物というリアリティ、現実としての強度の圧倒的高さです。

現実があってこそのフィクションだということは重々承知ですが、映画読書絵画とフィクションの世界にどっぷり浸かった自分にとってはフィクションに端を発して生まれたリアルが、こんなにも心を掴むのかと、目から鱗のような感覚を覚えました。

ようし、それじゃあリアルを生きてみようかと思いたったわけです。

 

つづく

 

 

冷麺を食べて大人になった25の春

本当に久しぶりに焼肉を食べに行った。

しかも安安みたいな安焼肉ではなくて、家族経営の美味しそうなところ。

 

お肉ももちろん美味しかったのだが、何よりシメに食べた盛岡冷麺の美味さったらない。

家族で焼肉に行った時など親が冷麺を食べているのを見たことはあるが、多分一回も食べたことがなかったと思う。焼肉に行ったのに肉以外を食べるなんて!!と思いいつも石焼きガーリックライスを食べていた気がする。

しかも冷たいご飯があまり好きじゃなく、お酢も好きじゃないのでほんとうに興味もわかない食べ物だった。

がしかし、今日は冷麺が食べたくなったのだ。

 

時短要請が出ており、ラストオーダーまで1時間半しかなかったので、間髪入れずにお肉を頼み、夢中で食べた。普段は食べるライスも頼まず、肉以外はサンチュとカクテキだけだった。

お腹いっぱいお肉を食べて一息ついた時、無性に冷麺が食べたくなった。

盛岡冷麺とはなんぞやというレベルでありながら、胃の中の油をどうにかさっぱりさせたい気持ちがまさっていた。

 

冷麺を一口食べた瞬間うまい!という声が漏れた。

冷たくてコシのある麺、さっぱりしながらも少し辛いキムチの味、たまらなかった。

お酢を加えたらこれがどうして、さらにさらに美味しかった。

なんなんだこれは。

盛岡冷麺おそるべし、明日も明後日も食べたいと思わせる最高の一杯だった。

 

そして冷麺美味しかったなあという気持ちと同時に、大人になることって、こういうことの積み重ねなのかもしれないな、と夜風に吹かれ歩きながら思った。

 

冷静になれば、単純に肉ばっかり食べられる若さがなくなったというのと、肉を食べなきゃもったいないという気持ちがなくなったこと、久しぶりの外食で普段食べないものを頼みたくなったことが重なって冷麺という選択肢に結びついたのだと思う。

どうでもいいことではあるが、冷麺の美味しさに気づいた25の春を記録しておきたい。

松方コレクション展(国立西洋美術館in2019)

 

ピーテル・ブリューゲル(子)「鳥罠のある冬景色」(?)

f:id:tosssmovie:20210121004415j:plain

ローデヴェイク・ファン・スホール/ピーテル・スピーリンクス(カルトン制作)

「神話の一場面」(Early 18th)

f:id:tosssmovie:20210121004432j:plain

ウジェーヌ・ドラクロワ「馬を連れたシリアのアラブ人」(C.1829)

f:id:tosssmovie:20210121004446j:plain

アンソニー=ヴァンダイク・コプレー・フィールディング「ターベット、スコットランド」(1865)

f:id:tosssmovie:20210121004501j:plain

カミーユピサロ「収穫」(1882)

f:id:tosssmovie:20210121004517j:plain

クロード・モネ「エトルタの風景」(1884)ルガーノ市立美術館

f:id:tosssmovie:20210121004535j:plain

クロード・モネ「舟遊び」(1887)

f:id:tosssmovie:20210121004546g:plain

フィンセント・ファン・ゴッホ「ばら」(1889)

f:id:tosssmovie:20210121004600j:plain

ピエール=オーギュスト・ルノワール「帽子の女」(1891)

f:id:tosssmovie:20210121004610j:plain

ポール・シニャック「グロワ」(?)

f:id:tosssmovie:20210121004621j:plain

ポール・シニャック「漁船」(Early 20th)

f:id:tosssmovie:20210121004630j:plain

クロード・モネ「ウォータールー橋、ロンドン」(1902)

f:id:tosssmovie:20210121004643j:plain

チャールズ・ネイピアー・へミー「水雷艇夜戦の図」(1905)記念艦「三笠」横須賀

f:id:tosssmovie:20210121004654j:plain

ルフレッド・マニングス「ホップ摘みへの出発」(1913)個人蔵(西洋美へ寄託)

f:id:tosssmovie:20210121004705j:plain

キース・ヴァン・ドンゲン「カジノのホール」(1920)

f:id:tosssmovie:20210121004716j:plain

 

 

 

 

琳派と印象派 東西都市文化が生んだ美術

ピエール=オーギュスト・ルノワール「パリ、トリニテ広場」(C.1875)ひろしま美術館蔵

f:id:tosssmovie:20210118101229j:plain

ルノワールは人物画よりも風景画の方が好きだ。広場に差し込む日光と、それが当たる公園の木々の緑が美しい。パリにもいつか行って見たい。

 

ギュスターヴ・カイユボット「ピアノを弾く若い男」(1876)

f:id:tosssmovie:20210118101352j:plain

写真で撮ったかのような光沢感のあるピアノに驚く。カイユボットはあまり詳しくな胃から勉強したい。

 

エドゥアール・マネ「白菊の図」(C.1881)茨城県近代美術館蔵

f:id:tosssmovie:20210118101722j:plain

扇型に切り取られた額縁が印象的。画面の外に広がる世界を想像できるし、その中央に位置する白菊が優しくもゆらぎを感じさせる。

 

フィンセント・ファン・ゴッホ「モンマントルの風車」(1886)

f:id:tosssmovie:20210118101914j:plain

ムーラン・ド・ラ・ギャレットの風車を描いたらしい。線が割とはっきりしている。

 

フィンセント・ファン・ゴッホ静物、白い花瓶の花」(1886)吉野石膏(山形美術館に寄託)

f:id:tosssmovie:20210118102158j:plain

これはすごくよかった。本物はもう少し色味が強く、オレンジ色も印象的だった。

山形美術館に行ってまた見たい。

 

酒井道一「松島図屏風」(19世紀)個人蔵 

こちらは個人蔵ということで、Googleにも全く載っていない。こればかりは図録を買わなかったことを後悔する。俵屋宗達の「松島図屏風」を模写したというが、太い輪郭線と波の表現が類を見ない。

カミーユピサロ「ボン=ヌフ」(1902)ひろしま美術館蔵